『あき、ゆっくりしてな。 俺は飲み物取ってくるから。』 『うん…ひっく、ありが…ひっくと!』 あきはそういうと少し俺に向けて精一杯の笑顔をつくる。 ちょ、それ反則。 『あき〜、何飲みたい〜?』 俺は決め切れずあきに聞いた。 『…なんでもいー…。』 だいぶ落ち着いた声が返ってきた。 俺はホッとした。 俺はポカリを取るために冷蔵庫を開きながら考える。 言うか、言わないかを...