外に出てしばらく歩いてもついてくる女 俺は立ち止まり振り向いた 「体調わりいなら帰れば」 そう告げると女は俺の手をそっと握る 「外の空気吸ったらよくなった。ちょっと、どっか寄ってかない??」 恥ずかしそうにちらっとちょうど横にあるラブホテルに目をやる女 こういう時腹の底から笑いたくなる 女はこうやってすぐに嘘をつく 自分の思い通りに事を運ばせるために手段を選ばない そうういうところが吐き気がするほど嫌いだ