「…コホン、まあこんなこともできるぞ?」 また新しい林檎を手に取ると、また器用に林檎の皮をウサギの形にむき始めた。 「うわっ、器用~!あたしできない…」 なんだかどんどん追い詰められるあたしにさらに葉月は追い打ちをかける。 「俺、中華料理とかも得意だし~だいたい言ってくれたら何でも作れるし☆」 ずーんと落ち込むあたしに葉月はサラリといった。 「ま、退院したらお前が好きな料理作ってやるよ♪どんなに凝った料理でもできるし」 「くそぉ…!!」 あたしはやられた悪役みたいな声を出した。