横には 血まみれの 真っ赤な 葉月が倒れていた。 「葉月ぃぃっっ!!!!」 誰かが呼んでくれた救急車が到着した。 救急隊員が淡々と葉月をタンカに乗せて救急車の中へと連れて行った。 「あなたも一緒に来てください。けがしてるんでしょう?」 優しく救急隊員の人が声をかけてくれた。 「あ…あた…し…っ」 「落ち着いてください。彼氏さんはきっと助かりますよ」 「彼氏じゃ…ない…の…」 なにも考えられなかった。 いつの間にかあたしは救急車に乗せられて葉月と病院にむかっていた。