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「なんてかっこう…あっ!!」

私は頭に思い浮かんだものを書いた。




―7月4日月曜日―

今日は塾に新しい男の子が来た。
きれにな顔だった。


名前は村本健司。
略して村ケン。

クラブでサッカーをやっていて
部活はバスケ部。

なんだか共通点があってうれしい気がする
のはなんでかな??

やっぱり麻衣ちゃんは目をハートにして
村ケンに近づいていた。

どうしてあんなに素直に男の子に
近づいていけるのかがわからない。




村ケンのこともっと知りたいなぁ。


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「今日の分は終わり!!」
私はノートを閉じる。




「ねよ…ふぁぁ」
大きなあくびが出る。





「日記続くといいなぁ…」




私は呟いて眠りについた。



その日の夢は私と麻衣ちゃんと里奈ちゃんと
遼馬と小野と…。

そして村ケンが出てきた。









私はこの時は思っていなかった。



日記に…涙の跡が残るなんて…。