俺ら男バスは女バスよりも少し早く練習が始まった。 俺らのストレッチが終わった頃に女バスが練習を始めた。 リバウンドの練習をしながら歩を少し見ていると、歩と目が合った様な気がした。 俺は歩に向かって親指を立ててみせた。 歩が驚きながらも、親指を立てようとしたとき歩の後ろから三浦が俺の名前を叫んだ。 そして 「さすが康助ナイス!!」と親指を立てた。