「いいわよ~」 「すいませーん、このケーキ1つ」 「はい、かしこまりました」 「お名前と、年齢をお願いします」 「はい、名前はゆり、年齢は8歳で」 お母さんとお店の人なにやら話している。 私はその横で 色々な形のケーキを眺めていた。 「今日誕生日なの?」 ふと声がしたと思ったら ケーキ屋さんのお店から 同い年くらいの男の子が笑顔で出てきた。