うっかりさん。


そのあと、刑事が息子達に隣の部屋で皆でいるように指示する。

そして、刑事は
「うわっ!?」

探偵の首根っこを掴んで書斎の奥まで連れていき、詰め寄る。


「君は相変わらず、何を言い出すんだ!それに、被害者は自殺じゃ…」

「一緒に診ましたよね?首。」
探偵は自分の首を人差し指で差して言った。

「紐の跡、違和感感じません?」
「え?何も…」
「それがおかしいんですよ。自殺者は一回では死にきれないため、躊躇い傷や、引っ掻いた跡が出来るはずです。…刑事さん、ちゃんと勉強してますかぁ?」

刑事はむぅ…と腕を組んで黙りこむ。


探偵はそんな刑事の肩をポンポンと叩いて『まぁ精々頑張って』と告げ、現場を調べはじめた…。