確かにあそこならゆっくりと話しもできそう 木陰が多いから、軽食を持って行ってもいいかも 「はい!わかりました!」 『そうだな…今週の日曜日11時くらいに、時計台の前でいい?』 「はい、じゃ楽しみにしてます!」 『俺も、じゃ日曜日に』 電話を切り、私はベッドの上で足をばたつかせた 「正樹さんに会えるんだぁ~…。嬉しいなぁ~」 さっきまでイライラしてたのが嘘みたい 私の心は完全に正樹さんでいっぱいだった