「なんか最近、族多いなー」 「ねー」 学校近くで紫織と会って、一緒に登校する。 確かに最近は族が動き回っているのが目立つ。 それは普通の人には分からない、けど分かる人には分かる。 「うわ、華風さんや」 「……………」 今日もまた、ギャル達は廊下を占領する。 そんな風に変にビビるなら最初から端に寄ればいいのに。 「おはよ、華風さん」 「おはよ」 「一応水嶋も」 「またかいっ!!!」 ギャル達に囲まれたまま、黒澤くんは私達に挨拶をする。 私も軽く返事をして、教室に入った。 .