しかし、秀くんが私を抱き締めてくれた




「ありがとう、秀くん」



「校長には話したの?」



「はい。亜夢のお陰で停学で済みました」



「あら?何やったのよ?」




私は真っ赤に顔を染めた



今さら自分のしたことが恥ずかしくて仕方がなかった




「亜夢ちゃん、よっぽど大胆なことやっちゃったのね?」



「確かに…校長の前でキスなんてね~」



「えぇ!?目の前で!?私も見たかったな」



「マジでビックリしたし~亜夢は意外と大胆なんだな?」




私は耐えられず秀くんの胸に顔を当てて抱きついた




「まぁまぁ仲が良いこと」



「アハハ…では、失礼します」




私は俯いて保健室をでた