「どうしたの?」



「最近の男児は告白もまともに出来ないと思ったらさぁ情けなくて…」



「ハハハ…そんなに落ち込む?」



「男子は女子より強くなきゃ!!」



「はいはい。でも、優くんは言えるの?」



「俺は言えるよ!!今でも亜夢が好き」



カララランッ



思わず箸を落としてしまった…



「今さら驚く?」



「ごめん…」




私たちは幼い頃からお互いを想いあってきた。

でも、この恋は決して叶わない恋だから付き合ったり出来ない…




「亜夢は?今でも好き?」



「分かんない…分かんないよ…だって、」




私の頭の中には秀くんが出てきた




「そうだよな…この2年間全くって言っていいほど連絡とってないもんな…」



「ごめん…」



「謝んなよ…苦しくなる…」



「…今までありがとう…」



「終わりなのか?」