そして、現在に至るわけなのです…。 私のばかーぁ!! クッションやぬいぐるみが散乱したベットに身を沈めながら、先ほどの約束を思い出し後悔する私。 あぁあ…。あり得ないよぉ…。 やっぱり、森崎葵なんて大嫌いっ!! そして私は、いつの間にか眠っていたみたいで 気が付いたら、朝だった。 体育祭も、あと数時間ほどで始まる。 …そうだ。 一位さえとればいい。 アイツが何をして来ようが、一位さえとれば 私の勝ちなんだから。