霊務2

【礼子と愉快なABCー47】





どうして
こんなことに
なってしまったか…






目の前には、
まがまがしいオーラを
まとった

礼子が身構えている。








「グルルル!!!

来るがいい洗脳された
愚か者ども!!」







完全に悪役は礼子。







ふいに礼子は、
手を前にスッとかざした。








「か!!!」







ボフン!!!!!!






礼子の気合いで、
霊一同は皆吹っ飛んだ!







「うああああ!!!
兄貴ィィ!!!!」






当然位の低い霊三匹と
謎の霊は、

その力に耐えきれずに
吹き飛ぶ。







サキでさえ、
ギリギリ
持ちこたえている。







「く!本気だね!!
あの子!」







「あ、姉貴ィ!!

兄貴はもう霊の技が、
金縛り以外
使えないんじゃ…?

今のは明らかに
レベル10の技じゃ…!」







すると、
目の前の化け物相手に
サキは首を振る。







「いや…あの子は
ホント技が使えない…

今のは、
ただの霊力の
気合いの力だけだ」






すると、
謎の霊は驚いている。







「霊力のみって…

どんだけ
霊力が強いんですか
あの子は!」







流石に驚きだろう。



だが他の者は納得できた。







本当に霊の技を使った
レベル10の
「相手を吹き飛ばす力」
……







以前使っていた時は、
学校の窓ガラスが
全て割れる程の、

台風のような力を
見たことがある。







したがって、

礼子は今
本当に霊力のみしか
使っていないのであった