霊務2

【礼子と愉快なABCー35】




本当に
コロコロ意見を
変える子…







まるでAB型のような
性格だ。

(礼子の血液型は不明)







そんなつかみ所がない
雲みたいな性格の礼子は

手当たり次第
無意味に廊下に並ぶ
ドアを開けまくる。




ついでに意味も不明。







こんな行動に対し
霊達は
真面目にとらえるから
困りもの。







「なる程!
ドアをたくさん開けて
お化けから逃げる経路を
確保してるんですね!
兄貴!!」







そんなことは
考えてもいない。

ってかお化けは
お前達の方。







礼子は霊達の背中を
バンと叩くと
気合いを入れさせた。







「ほら!!
アンタ達が
しっかりしなよ!

アンタ達の目的は何?

ここのお化けを
ブチのめす事でしょ!?

それを忘れずに
行動して!!!」








いや…
サキを見つけることが
目的だけど…







霊三匹が
ここに居る目的を
忘れたのは

礼子だった