霊務2

【礼子と愉快なABCー32】





本当に
ただの停電みたいなので
礼子は早紀を励ました。







「早紀~
ただの停電だって

ね♪みんな!」







「アンタさっきから
誰と話してるのよ!!

そうゆう冗談止めて!」







「冗談じゃないよ~
霊と話してるのよ~」







そう言うと、
早紀はキッと睨んだ。







余程
信じてくれないようだ。







こういうヤツには
何言っても無駄だが、
どうしても
信じさせたかった。






「証拠見せるよ証拠!」







礼子は早紀の手を引き
非常口の灯りの下まで
引っ張った。







「な、何するのよ」






「いいからいいから★」






礼子は早紀の後ろに
霊ABCを並ばせ
携帯で写真を撮った。







ピロリン♪







携帯の
シャッター音と共に
画像も変換され

フォルダに表示された。







「ほらほら見て!」








礼子は
そのまま写真を見せると

早紀は
みるみる顔が青ざめた。







自分の後ろに
顔みたいな影が3つ…





レベルの低い霊達は
ボヤけて写った。






バタン!!







それを見た早紀は
ついに倒れてしまった!