霊務2

【礼子と愉快なABCー28】




ヒイイイ!!!







何だよ今の!!!







礼子の後ろをついている
霊A・B・Cは
先程の早紀の姿に
ビビっていた。







ってゆうか
コイツら霊のくせに…

怖がるなよ…








さっさと歩く礼子に対し
霊Bは泣きそうな声を
出した。








「兄貴~!!
さっきのなんなんスか!

やっぱ
この会社おかしいスよ!」







でも礼子は
特に気にしていない
様子だ。







「そう?

さっきのあの子は
多分どっかのニート
じゃない?

ニート浮遊霊」








どんな霊だよ。







と誰もが
突っ込みたくなる
礼子のセリフ。







本当に怖いものは
何もない人とは
こういう人を言うの
だろうか?







とても
人間とは思えない
くらいだ。








「そんなことより早く
資料持ってかなきゃ!

枝毛早紀ちゃんが
待ってるわ!」







枝毛早紀じゃありません
飯塚早紀です。







枝毛を名字みたいに
呼んでる礼子。







会社の先輩が聞いたら
怒られるぞ…







そう霊三匹が
早紀のことを
考えている頃

早紀は早紀で
資料室の前まで
やって来ていた…