【礼子と愉快なABCー26】
ま、ま、ま、ま、ま
マジもんじゃ
ないっスか…?
今のは聞かなかった
事にして、
早紀はカツラをかぶり
白い服に身を包んだ。
もはや
脅かすよりも、
さっさと
通話中の携帯を切りに、
資料室に行きたいものだ。
でも結局
礼子と鉢合わせに
なるので、
やっぱり脅かすしか
道はなかった。
急いで早紀は
モニターの電源を
消そうとする。
ザザ…
一瞬、
資料室のモニター画面が
異変を起こした
気がしたけど、
ノンノンノンノン
見てない
見てない
見てない
気のせいだっちゃ!
私関係ない。
とにかく
礼子を脅かすことを
無理やり考え、
脅かす側として
恐怖心をぬぐい去ろうと
していた。
電気もついていない
暗い暗い廊下を、
ヒタヒタ走る。
(私は女王!
私は女王!)
ワケの分からないことを
頭の中で繰り返し、
怖さを感じないように
していた。
そして、
廊下の通りに置かれた
大きな観葉植物の後ろに
身を潜めると、
礼子が来るのを
ジッと待っていた
ま、ま、ま、ま、ま
マジもんじゃ
ないっスか…?
今のは聞かなかった
事にして、
早紀はカツラをかぶり
白い服に身を包んだ。
もはや
脅かすよりも、
さっさと
通話中の携帯を切りに、
資料室に行きたいものだ。
でも結局
礼子と鉢合わせに
なるので、
やっぱり脅かすしか
道はなかった。
急いで早紀は
モニターの電源を
消そうとする。
ザザ…
一瞬、
資料室のモニター画面が
異変を起こした
気がしたけど、
ノンノンノンノン
見てない
見てない
見てない
気のせいだっちゃ!
私関係ない。
とにかく
礼子を脅かすことを
無理やり考え、
脅かす側として
恐怖心をぬぐい去ろうと
していた。
電気もついていない
暗い暗い廊下を、
ヒタヒタ走る。
(私は女王!
私は女王!)
ワケの分からないことを
頭の中で繰り返し、
怖さを感じないように
していた。
そして、
廊下の通りに置かれた
大きな観葉植物の後ろに
身を潜めると、
礼子が来るのを
ジッと待っていた



