霊務2

【礼子と愉快なABCー14】




その礼子の言葉を聞き、
早紀は黙ってパソコンを
打ち続ける。







(あら……
意外と素直ね……)






でも心では
怖くて行きたくない
ハズ…







誰だって
そんな話されりゃ
行きたくなくなるものだ







「じゃあ、
行って来ま~す」







そう礼子は言うと
躊躇なく
廊下へ出ていった。






少しでもグズったら
叱るチャンスだったが
意外に呆気なく
行ってしまった……






まあいい。






目的は怖がらせることだ







「フフフ…」







早紀は含み笑いをして
立ち上がると、
礼子に続いて廊下へと
出て行った