霊務2

【礼子とオッサン-82】






「……あ、あれ?
ここは…?

朝日…?」








「あーオッサンまだ
そんなとこで
気絶してたの?

もう
チェックアウトしたし
帰るよ」









「え?え?

礼子君?

どうなったの?
あの霊は?」









「ん?

あの後
アタシ金縛りしか
使えないから、
余りにムカついて
金縛りかけてたら、
気付いたら霊の首に
金縛りがかかってさ。

よく見たら
アワ吹いてたから
慌てて離したけど、
気付いた時は
すでに時遅し、
グッタリしちゃった。

処理に困ったから、
取りあえず
海に首ダランとした霊を
流して
そのまんまだよ」










「ヒィィ!
そんなん流れてきたら
余計怖いわ!

海に流したって…
ゴミじゃないんだから」









「とにかくもうこれで
出ないかもねっ

とゆうことで
お礼を宿の人から
無理やりお礼金
むしり取ったよ」









「え?いくら…?」











「ちょうど100万。

今後、
霊出ないこと考えたら
妥当な値でしょ」










「君…悪霊より
タチ悪いね…」