霊務2

【礼子とオッサン-80】






「あ、おっさん!

あっちの人気のない
森の方側の海辺が
なんか怪しい!









「君はそう言う
普通人が怖がる
雰囲気のとこ
進んで行くよね?

何で?」









「んなこといいから
行くよ!」









「はいはい…

知らないよ
引き込まれても…

私より
レベル高い霊が居たら
取り返しつかないよ…」









「キャハハ!
大丈夫大丈夫★

ん?
おやおや?

こんな時間に海に誰か
立っているよ?」









「(ビク!)

どんな時間でも
海に人は立たないから!

普通これは
完全に霊が出た
演出のパターンだろ!」









「オーイ!

あ、呼んだら、
スーッとこっち来たよ」









「いらんことするな!」









「こっちこっち★

オッサンあの霊なんか
ブツブツ言ってるよ。

レベルいくつ?」









「ちょっと待てよ…

ヒィィ!
レベル8!!

高いよ!
部長クラスだ!

逃げるよ礼子君!」









「え~なんでYO」










「こんな時にラッパーは
いいから!

あれはレベルが高い
だけじゃなく、
死んだときの
ショックで、
自我が崩壊してる
霊かもしれない…

話し合いが出来る
相手じゃない

問答無用で見境なく
襲ってくるぞ!」










「あれ?
霊務始まって以来、
初めて本当に怖い系の
緊迫した場面?

何となく来た那覇で
まさかこんな事に
なるとは面白い。

もう笑うしかないね~

那覇だけにナハハ」









「お前!!黙れ!」