霊務2

【礼子とオッサン-73】






「礼子君……

そんなとこで
何コソコソしてんの…

赤いジャンバーなんて
着て」










「!!

見つかったか
逃げろ!」










「ちょ……
いきなり何逃げてんの…

って何持ってんの?!

それウチの墓場の
お供え物だろ!!」










「バレちゃあ
しょうがねえ!

おりゃあ!」










「うわっ!!
ゲホッゲホッ!

急に煙幕なんてまいて!

煙に紛れて逃げる気か!」










「………」










「クッソーやっと
視界が晴れたか……

もう逃げられたな…
ってあれ?

まだ居る……

礼子君
何で煙幕まで張って
逃げないの?」










「そらっ逃げろ!」










「あ!
だからなんなんだ!

意味分からないよ
待てーー!」










「しつけ~~な~~

ほんじゃまっ
これでもくらいナスって」










「今度は何?!

うわっ
これ、とりもち?

う…ギ…
ネ、ネバネバしてる…

礼子君
動けないじゃないか!」









「ハッハッハッ

あばよー
オッツァ~~~~ン!」










「お前それが
言いたかっただけだろ」