霊務2

【礼子とオッサン-63】





「礼子君…

こんなネオン街まで来て
どうするの?

居るわけないじゃん…」









「え~きっと
どっか居るわよ~」










「君のその
何となく推理は
あてにならないよ…」











「ねえオッサン?
向こうの
キレーなお姉さん
(まあ私には
適わないけど)
の後ろに憑いてる
変な霊は?」









「ん………?

…え

アレは…?」









「ねえねえそこの霊。
ナニしてんの?」








『あんだ~~?
私の邪魔をするのは

今この姉ちゃんと…
グフフ…


…ん?』










「この姉ちゃんと何?」










『…あ…あ…

さらばナリ!!!』










「あ!待て!

オッサン
あの霊私の顔見た途端
急に逃げたよ?!

怪しい!
追いかけよう!」









「え…え?
あ、うん」









「待て―――!!!!」