霊務2

【礼子とオッサン-59】





「ルンルン♪」








「おや、礼子君。
何嬉しそうに
してるんだい?」









「あ、
オッサン飲み行くか。

実は臨時収入が
あったんだ」









「そうなんだ。

でも私は霊だから
遠慮しとくよ。

気持ちだけありがとう」









「なんだ残念。
また今度おごるねっ」









「今日は私に対して
優しいなあ。

やっと年上を敬う気に
なったのかな?

うんうん
君もようやく
分かってきたね」









「え?
違う違う。

オッサンのおかげで
臨時収入入ったから
そのおごりよ★」










「私のおかげ…?

それは一体?」









「ちょっと
オッサンの物を
売ってきたんだ♪

この前オッサン
アタシとジャンケン
負けた時、
罰ゲームで私に何でも
くれるって
言ってたでしょ?」









「確かに約束したが
(どーせ霊だから
何も持ってないから
適当な約束だったけど)
私の物で臨時収入なんて
ないだろう?」









「んなことないよ。

ほら17万!
いい値がついたよ」









「え?え?

現実世界で
私の何を売ったの?」









「ん。仏壇」









「ぅおぉぉぉぉぉぉぉ
ぉぉぉぉぉぉぉい!!
!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!」