霊務2

【礼子とオッサン-33】





「オッサン~

悪いけど、
ちょっと
教えてくれないかな?」









「藪から棒になんだい。

教えるって何を?」








「車の運転さ。

すぐそこのローソン
行きたくてさ」









「ハア??
何、とち狂ってる。

車は免許持たなきゃ
運転できないでしょ。

教習受けて来な」








「だ・か・ら

運転仕方分からないから
頼んでるんじゃないの。

どうすりゃいいの?
ここ踏めばいいの?」










「おわ!!!!
アクセルふかすな!

あっぶな…全く…

…どうせそれ
自分ちの車だろ?

練習で駐車場とかで
動かすのは良くても、
公道走ったら
捕まるよ?」








「そうなの?

へ~免許ないと
捕まるんだ」








「君、常識無さ過ぎ…」









「常識は
身に付けるものじゃない。

知るものだ」










「そんな事
あたかも
カッコよく言っても、
カッコよくないから。

よくよく意味を考えれば
カッコ悪いよ」









「~るさいな…

よーし見てろ~
今から免許取りに
行ってやる!!!」









「え~今更~~~」