霊務2

【礼子とオッサン-31】





「ヒッ…グジュグシュ
グッスンズズズ
ウウウ、ズビビビ」









「………礼子君。
メッチャ号泣してる
じゃないか…

愛着わきまくってるね」









『どーもありがとね礼子

ほら、バイバイは』








「ウウウ~シクシク…
ア、アダジのゴドモ…」








「お前の子じゃねーだろ
礼子君!!

なに!その変わりよう!」








「グスングスン。

ま、丸ちゃん
あたしの丸ちゃん…」








「礼子君もう諦めな…

今まで『この子』としか
言ってなかったけど
ちゃんと名前
知ってたんだね。

丸ちゃんって言うんだ」








「ウウウ…
マルチネス・アボロ・
メージン君…」









「え?フルネーム
そんな名前なの?

外国人の旦那持ちかい」









『じゃあね礼子。
ほーら勇太。

おねーちゃんに
バイバイは?』








「全然違うじゃねーか」