霊務2

【初イビリ体験ー8】



無意識にオッサンは
ツッコミ

暇を持て余していた。







(うう~ん
それにしても
遅いな礼子君…)







トイレに行って
15分くらいは
経っている。








化粧直しでも
してるのだろうか。






いやでもあの礼子君が?






いやいやまさか。







そんなのに時間をかける
女ではないことは

オッサンが
一番よく分かる。








ガチャ…







そう思うと、
ドアが開き
礼子が戻って来た。







後ろに誰か居る……




…ってアレは?!







いやあの方は?!







「あら?
アナタ久しぶりね」






礼子の後ろから、
オッサンに対し声を
かけてきた