霊務2

【初イビリ体験ー6】



とまあ、

無事この子のあだ名も
決まったとこで

仕事再開再開★







礼子は言われるがまま
パソコンを開いた。






どうやら
経理処理の仕事を
するらしい。







しかし、
早紀は全く別のことを
考えていた。







(フフン。
デタラメ教えてあげるわ

いい気味だこと)








悪い企みを図り、
早紀は颯爽と教えだした








…………








「これは
昼までに
間に合わなければ
いけないから、

遅れずにやるのよ。

じゃあ、
後は頼んだわね~」







メチャクチャなことを
教え、

早紀はそのまま
部屋から出てしまった。







分からないとこを
質問もされないために

あえて早紀は
違う部屋で
仕事をする為だ。







「これ……

チンプンカンプンだぁ」








取り残された
礼子の目の前に、

山積みとされた書類が
並べられていた