霊務2

【上に立つべき人間-18】





「今日からここが
アタシの部屋ねん」






新たな秘書に
社長室へ通される礼子。







異例中の異例だが

もはや社長が二度
失踪してるとなれば

キャリアではなく
真の能力がある者に
社長になってもらうと
重役の面々で決めた事だ




だからこそ
堂々と
社長を
やらせてもらおう。






偶然にしてでも

礼子が社長と言うのは
並大抵の運の良さでは
なかった。







「社長。
就任おめでとう
ございます!」







新たな秘書が
礼子に深々と
頭を下げた。







オホホホホ


気分がいい。







「あ…そうだ
ちょっといいかな?」







礼子は秘書に
頼み事をお願いした