霊務2

【秘書スタートー14】




ただ一つだけ
噛まなかったのがあった







それは諸星が言っていた
『クロレア(株)』だ。







この名前は
礼子も聞いたことある。







営業成績優秀で
毎年黒字をあげている、
三光(株)よりも
デカい会社だ。







三光と違うとこは
そこは昔からある
会社ではなく、

最近数年で
会社がデカくなった
ところである。







よっぽど
社長の腕がいいのか
何なのか…







ウチのタヌキにも
見習わせたいわっ!!







本当にそう思う。

あの社長じゃ、
少々能力に欠けている。







そんな
能力不足のタヌキが
やっと部屋に帰って来た







「ブフ~~
外は暑いねえ~

叶君冷たいもの
くれたまえ」







全くこのデブは…







そう思いながらも、
冷たいジュースを
出してやると

社長は書類を礼子に
手渡した。







「今週の金曜日に
会議をやるんだ。

相手は
クロレアの社長との
直談だ。

君にも出てもらおう」







なんだ…

もうその話は
聞いてたんだ…







流石と言うか
腐っても社長ですから。







「は~~~い
分かりました~~」






礼子にとったら
二度目の会議である