霊務2

【秘書スタートー13】




さてさてさてさて

そんな馬鹿なこと
言っていないで、
ホントにどしたもんか。







「う~~ん…

ここまで赤い数字が
デカいと…」







何ともしがたい
状況である。







まあ
礼子一人が考えたとこで
どうにもなる問題では
ない。







考えるのを諦め、
ソファーにゴロンと
横になった。







それと同時くらい
だろうか?







社長席の電話が
鳴り響いた。







トゥルルルル。







「んも~何よ!
人がせっかく
休憩しようとしてる
とこに!」






社長は不在なので、
礼子は代わりに
電話に出た。







「ハイ、もしもし
社長室です~」







「あ、すまんせ。
じゃなくてすみません!

ちゃちょー(社長)
いますか?

『クロレア(株)』の
え、営業の件で
おはやしが…いや
おはなしがあるるんで」







この噛み噛みな社員…







前に
営業課に行った時に見た
あの社員だ。







確か……

『諸星』って
言ったかな?







礼子はクスクスと笑い、
返答をした。







「ちゃちょー何て人は
この会社に居ません。

社長なら会社に居ますが
ここには居ません」






礼子がからかうと
相手も少し
恥ずかしそうにした。







「ス、スミマセン…
また折り返し
で電話しますのでっ
ヨノシクお願いいます」







相変わらずの噛みっぷり




ここまでくれば
逆に素晴らしいと
思いながらも、

礼子は受話器を置いた