下僕主とツンデレ超えた召喚物



読み間違えたようだ、だってそうだろう。天空宮学園に指輪なんて。



「『学園、クリエアント教会にて販売。このチャンスを見逃すな!』……は、え?」



「凄いよねー、フリーマーケット開催時の目玉商品として出されるらしいよ。欲しい人いっぱいいるだろうから、オークションになるかもね」


「…………」


「…………」


「……、どういうことだ」


ラグナが俺を睨む。
それにはさすがの俺も目線を逸らした。


「い、いや、まさかフリーマーケットでネミュレシスの指輪が売られるなんて……。そ、そりゃあ、普通では手に入らない品ばかりが揃うけど、いや、まさか」


「今日も市街地で指輪の持ち主、大富豪バッテラさんがチラシを振りまいてたよー。あ、そっか。コットン君は市街地にあまり行かないものね」