沈黙だけでなく、ミントの目線が痛い。
ミントの目は俺の首に。
隠蔽工作していたローブはツンデレ貧乳のせいで、今は小脇に抱えていて。
「こ、コットン君、く、くび……あっ、おしゃれ!今、首輪つける人いるもんねー。そっか、かっこいいコットン君には似合うよっ。
『俺は一匹狼だぜ』みたいな雰囲気が、あ、あはは、はは……」
「もういい……、気を使わんでいい、ミント……」
余計に悲しくなってきた。
なまじ優しい分、そのいたわりが心を抉る。
ギー、と鳴くミントの召還物も羨ましいし。
「えっと……、もしかして、体育館で召還失敗したのってコットン君なの……?」
「あ?」
「エルフ族にさっき会ってきたんだけど、『召還失敗した奴のせいで体育館が半壊状態だからまたポックル派遣しなきゃならない、大変だー』とか言ってたからさ。
失敗……じゃなくてっ、何か重大な事故があったんだね、首輪(それ)は。うん、そうだよ。コットン君が失敗なんかするわけない。
だからその……、気にしなくていいと」


