「今は湖の主が言っていた人物を探そうか」
「あー、そうだな。『この指輪があればお金持ちになれるー』か……」
ツンデレ貧乳の言葉を思い出す。
俺と同じぐらいで召還獣連れていたとなると……同じ科の奴か。
「なんだろうな、そいつが指輪持ってんのかな」
「可能性は低い。この指輪があれば、とは聞くだけならばそいつが指輪を持っているように感じるが。――何でも願いが叶う指輪を手にして、“お気楽な雰囲気”を出すのはおかしいだろう」
「まあ、確かに。ツンデ……クリスタロスが言う分にはお気楽のん気そうだったなぁ」
「よっての結論だ。憧れ話としての会話だろう。指輪がどこにあるか知っているにしないも、何か情報を持っている。
いいスタートだ。まさかたまたま見つけた精霊から早くも情報が得られるとは」


