下僕主とツンデレ超えた召喚物



「なん、で……ちくしょうっ、ちくしょう、放電つってんだろ」


「凶器を持つだけならばいい。責任を持って“管理”をすることだ。だが、誰かにそれを向けるのならば必ず自業自得が牙を向けてやってくる」


渦の成長が止まったのは、奴らの詠唱が止まったのと同じ時。


パンパンに膨れた渦はもう破裂寸前の風船みたいだった。


「遊び半分でした、では済まされない。やられる方は遊びでは済まされないのだから――ああ、凶器を振り回すならばこちらも“やられる前にやってしまおう”」


ラグナが片手をあげる。


三本の指を立てて、親指中指を合わせて。


「魔術師として身の程をわきまえろ、傷つく恐怖に肝もすわっていない精神弱者が、凶器を振り回すな」


パチンと指を鳴らした。