下僕主とツンデレ超えた召喚物



一つのことで人形のイメージが決まる。


その残忍さ。


笑いながら首をへし折る強さを持つ奴には寒気を通り越して、逃げ出したい一心に変わる。


何せ、笑ったままの顔が次の獲物を見つけたんだから。


「ギー」



威嚇だけしていたアーダーが主人の悲鳴で動く。


持っていた槍を投擲した。まっすぐに、ダーツみたく飛ぶそれは決まれば人形の額に刺さっただろうに。


【制止】


指先一本手前で止まった。


【反転】


くるりと刃先がこちらを向き。


【発射】


ぎゅんっ、と一つの迅速がこちらに向かってきた。


目をつむりたくなる光景。


アーダーの体に槍がぶっささる。発射スピードが力強く、体を貫通しても床まで刺さり、杭を打ち込まれたような獣状態たる鳥人に。


「アーダーっ!アーダァァァ!」


駆け寄るミント。
羽がふわふわと飛ぶ中、ミントは刺さった槍を抜こうとしたが、一向に抜ける気配はなかった。