「じゃあ、ミント君。アーダーにこの世界について教えてあげなさい。呼び出したモノを無知のままにしちゃダメよ。 やり方は教えたわよね?散歩するだけでもいいの、召喚物との友好を深めなさいねー」 ヒラヒラ手を振る先生に頭を下げて、ミントは召喚物の手を握って体育館を後にした。 すっげー嬉しそうな顔してた。 俺もあんな顔をして出かけたい。 「じゃあミント君に引き続いて頑張ろうねー」 パンと先生が手を叩き、次を促した。