「杏、早く起きなさい!」 「んん・・・今何時・・・」 寝ぼけながら時計と見ると、予定より 30分も時間オーバー。 「ええっ!?!?」 あたしは急いでベッドから出て、バタ バタとうるさい足音で階段を下りた すると、目の前の玄関には愛しい人の顔 「ははっ、早く準備しろよー」 「わ!竜ちゃんごめんね!!」 竜ちゃんは、あたしのおさななじみで、 あたしの好きな人。