しばらく夏海たちは喜んでいたが、夏海が何かを思い出したかのように、あみに問う。



「…ん、?でも何で?…」




『ん?えへへ~…実はね、』

あみは夏海にゆっくりと話し始めた…





♯ ♯ ♯ ♯ ♯


時はさかのぼり…

夏海が休んでいた昨日、



あみはいつも通りに学校へ来ていた、



でも、夏海が気になって仕方なかった…



何かわかんないけど、涙が出て来て、
廊下で泣いてた、


ズット授業に出る気にもなれなくて…


それでやっと下校出来ると思ったら、後ろからリュウセイが話しかけて来て…


『一緒に帰ろっ!!』


って…



それでアタシはリュウセイと帰る事になった…


アタシはリュウセイと一言も喋んなくて、下を向いてたら…


頭撫でてくれて、
『夏海の事?』



って、優しく聞いてくれて…



そしてアタシは、
アレ?

リュウセイって、こんなに

こんなに優しかったっけ??



何て思ってたら、

リュウセイが話し出して、



『おれも、今あみが弱ってる時に言うなんてズルイかも知んないけど…』


『おれ、…お前の事好きだわ…』



スキ…だわ??



えっ!?



うっそお…


一瞬パニクって、あたふたしてたんだけと…

リュウセイの真剣な顔みてたら、ちゃんと答えなきゃなぁって…思って、


確かにリュウセイが言うように、弱ってたせいもあるかもしれない…
デモ、

アタシはこの人にかけてみよう!!って、直感でビビッて来て…


『いいよ…付き合お…』


きずいたらこんな事言ってた。



デモ、

一回きりの人生だもん!!


いっぱぁい恋して、

大恋愛してカラ死にたいじゃん!!



だからアタシは


リュウセイを選んだんだと思う。

優しいところも、

面白いところも、

カワイイ笑顔も、


全部含めて、

すきだよ…リュウセイ。。。