夏海が走っていったあと…

『ねぇ…、裕也クン?あのね…』

裕也はあみが喋りきる前に喋り出した…

「友達&幼さななじみかぁ…、」

ちょっと寂しそうな顔をした裕也はマタ元気に、話し出した。

「なんてなっ!オレもう行くから夏海にゆっといて!!」

にっ!と歯を出して笑うけども、何だかその表情の片隅は、哀しそうにみえた…。

(裕也クンって、夏海の事が好きなのかな?)

なんて事をあみは考えていた…。