ベストラブ

『夏海っ!!』


誰かがアタシを呼んでる…?


アナタは誰…?

私を呼んでるのは…


手が温かい…


アタシの手を握ってるのは誰…?



そう思っていた時だった…。




〔夏海!!!〕


みんながアタシを呼んでる…?



その声と共に、私は現実の世界へと引き戻された。








ゆっくり目を開けると、それまで暗かった世界が…

どんどん明るくなって。視界がひらけていく…




「んっ…。」




ぼやけた視界と共に頭に激痛が走る…



『夏海…?』




その声は…?あみ…



だんだん視界が元にもどって来た…



そこには裕也とあみがいた…


その横には…たしか…裕也の友達のリュウセイクン…?




『大丈夫か??』



裕也の優しい声がしてそれと共に裕也の手が、アタシの頭をそっと撫でてくれた…。




夏海は思い出したように問う…



「ねぇ…アタ…シ、何で病院にいるの??」




『え?お前覚えてねぇのか?』




「うん…。」




「あっ!!…そう言えば、フラッってめまいがしたのは覚えてる…。それからは…」



『夏海、アタシとケンカしてた時…いきなり階段カラ落っちたんだよ…?もぉアタシビックリしたぢゃん…この、バガな゙づみ゙が…ぁ゙…』



そう言って泣きじゃくるあみ…。



「ゴメンあ゙み゙ぃ゙…」

そう言って2人は抱き合って泣き叫んだ…


これで仲直り!?
ってなカンジで…。


そんなあみの頭をリュウセイはそっと撫でて落ち着かせる…。



そんな中


ガラッ!っと病室のドアが開いた…




『夏海~大丈夫??…って…全然大丈夫じゃん!!もぉアンタはバカねえ!!』




…っと良い不陰気をぶち壊して、のうてんきに部屋に入って来たのは学校カラ連絡をもらって来た夏海のお母さんだった…



「お…お母さん。。。」

夏海はたまらずそう言った…。