帰り…。


下駄箱をのぞくとやっぱり下靴がなくなっていた…。


(また…?。…いつになったら止めてくれるんだろ。。。)


そんな夏海に気が付く裕也。

昨日と同様、裕也におんぶしてもらい帰る夏海…そんな時、裕也は夏海を励ますように言ってくれる。

『夏海!!お前はさ…1人じゃねえんだから、何かあったら言えよな!!…その、嫌がらせとか…』


「うん!!」



そう言って裕也の背中をギュッと抱きしめる。




この時の私たちは幸せで…、2人の間に何もおこらないと思っていた。


この時別れていたら、あんなにも傷つかないですんだのかな?


でも、こんな時…ひにくにも私は、何があっても大丈夫!と信じきってしまうのでした…。