はぁーーーあ。。。

大きくアクビをした。朝か。


テーブルの上に1枚の紙を見つけた。浩明おじさんからだ。


{健杜へ}

昨日は、ありがとな!
今度、彼女紹介しろよ~~~
俺は忘れてないぞ(笑)んじゃ、またな!!!

{黒沢浩明より}



覚えてたか、、、(笑)

彼女なんていねぇーし。。。


リビングに行くと千里がご飯を食べていた。

母さんが、こっちを見て笑った。


「おはよ~」

「おはよ」

「あー健杜!おはよ!」

「おはよ」

「ってか、今日部活ないの??」

「あるよ午後から」

「ん」


千里が頭を使って何かを指した。

その先にあったのは、時計・・・時計・・・時計!!!


「あーらら」

「姉なら起こせよー」

「意味わかんない!なんで起こさないといけないの!ねーお母さん!」

「そーよー健杜!お姉ちゃんに起こしてもらう中学男子なんていませーん!!」

「ほらぁ~」

「もういいですー、朝ごはん食べる」


俺はテーブルの上にあったパンに手を伸ばし、食べた。


「昼ごはんでしょ(笑)」

「うっせー」

「・・そーだ!健杜ってー好きな仔とかいんの??」


っ!

「ゴホゴホ、、なんだよいきなり」

「いやー、昨日チラッとおじさんとの会話を聞いてさ」

「いねぇーよ///」

「顔赤いけどー、いるんでしょー」

「いませんっ!///」

「ははは、わかりやすすぎー健杜。へぇー意外だなぁ」

「だ、だから!!いねぇーって////」

「あんたさ、ほんと演技下手だね(笑)絶対俳優になれない」

「演技下手で悪かったねー!つーか、俳優にならねーし」

「ねー、その仔可愛いの??どんな仔??」

「なんで、いることになってんだよー///」

「だってー、演技下手なんだも~ん」

「っ///俺、部活の支度するから、もう行く」



俺は、そのまま立ち去り、部屋に戻った。


おじさんも、千里もなんだよ、、、


あぁー!!!演技上手くなりてぇーーー!!!!!