「間違いって?」 私は指輪に触れている先生の手に目を向ける。 「俺たちは、1度別れた・・。この先、また辛くなって、同じことを繰り返しそうになるかもしれない。でも、この指輪がきっと思い出させてくれる。今日のこの誓いが・・将来の約束が・・きっとこの先俺たち2人の支えになる。」 「先生・・・・。」 私は指輪を握りしめた先生の手にそっと触れた・・・。