不意に私は思い出したかのように、カバンから思い出のミネラルウォーターを取り出す。 先生の目が私の手にくぎづけになる。 「それ・・・・。光が好きだったヤツ・・。」 「・・・うん。」 私の返事に先生は小さく苦笑いをする。 「なに?」 「いや・・・。本当はおまえも、コレ・・好きだったんだろう?」