「ありがとう、先生。また明日。」 私は準備室を静かに出た。 先生ももう私を止めたりはしなかった。 本当は今度はイス投げつけてもいいから、私のこと呼び止めて欲しかった。 つかまえてて欲しかった・・。 もし本当にそんな奇跡でも起きたら・・今度こそ私は・・・。