「梨乃ぉ~。彼氏とは上手くいってんの?」 教室でいきなり先生とのことを聞いてくる亜里沙に、私は顔が赤くなる。 「もぉ!!いつもいつもからかわないでって言ってるのにぃ~!!」 私が熱くなった頬を両手で抑えながら言うと、亜里沙は楽しそうに笑い出した。 亜里沙は私と先生が付き合うことになったのが本当に嬉しかったらしく、学校でも結構先生とのことを聞いてくる。