そんな私たちのやり取りを見て、奏は大きくため息をついた。 「全く・・見てらんねーよ!!」 奏の言葉に先生は我に返ったかのようにパッと手を離す。 私の頬は赤かった・・・。 先生とこんな風にまた接することが出来る日が来るなんて、ちょっと前までは夢にも思ってなかった・・・。 先生とのこの距離がすごくドキドキするけど、すごく嬉しい・・・。