「梨乃は何しに来たの?」 未来の質問に私は答えられない。 「図書館に勉強しに来たんだよな?毎日通っててえらいよなぁ。」 代わりに先生が未来に答えた。 「へぇ。1人で勉強してるの?」 さらに突っ込んだ質問をする未来に体がピクッと反応する。