ひゃ…百年恋してくれてたんですかぁっ!?

呆れられてる最中でも、そこを確認したい私。

でもでも、今それを聞いたら、確実にど突かれちゃうーっ!





「シャワー浴びて寝よーっと。ブータンは学校だろ?

ちゃんと勉強してこいよ」

晴弥はそう言って、リビングから出て行った。

…うわぁ。

晴弥が今起きてたのは、

早起きでも何でもなく。

ただ、寝る場所がなかったからなんだ。










がーん

原因は自分でありながら、早起きだねっとか、とんだ勘違いだよぉ。

晴弥、怒ってた?

怒ってたよね。

う…

自己嫌悪。









あ。

だけど

今のリビング去り際の晴弥、

ちょっと口角上がってたよね。









怒ってても

素敵っ。









また、家に帰ったら

晴弥がいる!

学校行ってすぐ帰って来よう。










お母さんと一緒で…

学校行って帰って来たら

晴弥の機嫌も

なおってますよーに。






晴弥ぁ

行って来まーす!